業者と個人の違い

浮気調査をする時になって、業者である探偵事務所や興信所に依頼をして調査をしてもらうか、それとも、自分個人で調査をするのか考える人もいます。

どちらを選んだとしても、求める物は同じ浮気の証拠ですから、違いは無いように感じますが、実は明確な違いがあります。

その違いが、事実を証明することが出来る証拠が取れるか否かです。

浮気調査を行うということは、求めるのは浮気をしているという事実を証明することが出来る証拠を得るためのです。そのため、業者へ浮気調査を依頼して、証拠を集める人が多いのですが、自分でも証拠集めくらい出来ると考えて実際に自分で証拠を集める人もいます。

しかし、大抵の場合、証拠を集めることが出来たとしても、その証拠は事実を証明するには判断するのが弱い証拠、間接証拠が集まることが多く、事実を証明する直接証拠を集めるには、業者と同じ内容の調査を行う必要が出てきます。

業者と同じ調査方法で直接証拠が手に入るかもしれませんが、ここで問題もあります。証拠集めのためには、調査対象者の尾行から、張り込み調査を行い、薄暗闇の中などでも証拠写真を取らないといけません。

日常生活を送っている中で、これだけ調査に時間を割くことが可能でしょうか?

そして、使用する撮影機材も暗視機能が最低限付いたカメラだけで、鮮明な写真を撮ることが出来るとは限りません。そしてもっとも問題なのは、もしも浮気の現場を目撃することが出来たとして冷静な判断を取ることが出来るのか?という問題です。

証拠を集めるときに、浮気をしているかも知れない裏づけを取るために、間接証拠を自分で集めるのも必要ですが、離婚裁判などで、自分の有利に判決を持っていくために必要な直接証拠を取ることがもっと大切になるのではないでしょうか。